山東省青島市文化・観光局が22日に明らかにしたところによると、考古学従事者は青島市膠州湾沖で第一次世界大戦中の大型沈没艦の遺跡を発見した。武器弾薬、ファン、水道管バルブ、革靴の敷き皮、石炭の欠片といった100点以上の文化財を収集した。うち復元可能な文化財は45点、文字のある文化財は2点。引き揚げられた文化財及び関連文献の記述などは、遺跡の性質の判断に重要な証拠を提供した。新華社が伝えた。
考古学従事者によると、この大型沈没艦遺跡の発見は、第一次世界大戦中に膠州湾で日本とドイツの間で発生した海戦の研究に重要な実物資料を提供し、中国の水中文化遺産における沈没艦の種類のさらなる豊富化、第一次世界大戦中の軍事文化水準の研究の掘り下げなどに対して積極的な意義を持つ。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年10月26日
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