外交部（外務省）公式サイトによると、12月22日、外交部の劉顕法部長助理（外務次官補）はテレビ会議形式で中日新時代健康フォーラムに出席し、挨拶を述べた。

劉部長助理は、「中日新時代健康フォーラムは、世界的に新型コロナウイルス感染症の流行が引き続き拡大し、中日両国及び国際社会が全力で感染症対策に当たっている特殊な背景の下での開催となり、重要な現実的意義を持っている。中国は一貫して人類衛生健康共同体理念の構築を堅持しており、日本側と共に感染症対策協力を深化させ、『山川域を異にすれども、風月天を同じうす』という友好の美談を引き続き書き記し、国際公共衛生協力推進のために積極的に貢献することを望んでいる」と述べた。

また劉部長助理は、「現在、中日関係は全体的に改善と発展の勢いを保っている。両国の指導者は新時代の要請に適った中日関係構築の促進について重要な共通認識に達しており、双方はこれをガイドラインとすることを堅持し、各分野の実務協力を絶えず深め、引き続き共通利益を開拓し、両国国民をいっそう幸福にしていく必要がある。中日衛生健康協力のポテンシャルは巨大で、その見通しは明るい。双方は十分に相互補完優位性を発揮し、医療・医薬、高齢者ケア、健康産業、人材育成など全方位にわたる深層協力を強化し、高齢化など共通の課題に積極的に対応し、両国国民の健康と福祉を絶えず増進し、新たな実務協力のハイライトを共同で作り上げていくべきだ。中国側はこれまで通り、両国の地方が『健康都市』建設を契機として、新たな協力の場を積極的に築き、新たな協力の機会を創出することを強力に支援していく」と指摘した。（編集AK）

「人民網日本語版」2020年12月24日