科技日報社が主催し、一部の両院院士とメディア関係者が共同で選定する、2020年中国国内・国際10大科学技術ニュースが27日、発表された。科技日報が伝えた。
入選した2020年中国国内10大科学技術ニュースは次の通り。(1)新型コロナ対策で中国の科学技術力を発揮(2)中国の有史以前の人々の移動及び民族の起源の謎を解明(3)天問1号が火星探査の旅を開始(4)北斗測位システムが全面的に完成(5)第19期中央委員会第5回全体会議(五中全会)の「提議」が特別に章を立て科学技術イノベーションを策定(6)微分幾何学の2大中核構想を20数年後に証明(7)嫦娥5号が月の土壌を1731グラム掘削(8)華竜1号が電力網に接続・発電に成功(9)「奮闘者」号が水深1万909メートルの有人深海潜水を実施(10)量子コンピューター「九章」が誕生、世界の注目を集める。
入選した2020年国際10大科学技術ニュースは次の通り。(1)世界が新型コロナウイルスワクチンの開発を加速(2)エイズウイルスの潜伏を逆転させる最強の方法を発見(3)科学者が宇宙物質の起源の謎に関する初の証拠を発見(4)これまで最大規模の人類遺伝変異体リストを発表(5)マスク氏が実際に操作できるブレイン・マシン・ インタフェースを発表(6)超高圧下で室温超伝導を初めて実現(7)高速電波バーストの銀河系における起源を初めて特定(8)「αヘリックス」でタンパク質の三次元構造を正確に予測(9)「遺伝子魔改造」で初めて2種の遺伝性血液疾患が治癒(10)中国の嫦娥5号が月の土壌を携え帰還。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年12月28日