自分が選んだブラインドボックスを見せる女子学生(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。
国際女性デーの前日である3月7日、中国では「女生節(女子学生の日)」として、女子学生を対象にしたイベントを行う大学も少なくない。この日、学生が帰省先から大学に戻ってくる日に当たっていた吉林省長春電子科技学院では、女子学生2500人を対象に、特製の「盲盒(ブラインドボックス)」2500個が準備された。
校門の内側に設置された2つのテーブルの上には、ブラインドボックスが所狭しと並べられ、帰省先から大学に戻った女子学生たちは全員、好きな箱を選んでいた。中身は開けてのお楽しみとなっているこれらのブラインドボックスの中には、学校と教員からの祝福のメッセージやギフトが入れられている。なかでも大当たりとなる「錦鯉福利」の中には、食券30元(約500円)のほか、校長や書記との記念撮影といった「賞品」が入っているという。こうしたユニークなブラインドボックスを引き当てた女子学生たちは、早速この「賞品」の引き換えに行こうとしていた。
同学院学生課の劉京京先生は、「理工系学院である本学院は、女子学生の数はそれほど多くない。このため、学院側は、これらの女子学生がキャンパスでより快適に楽しくキャンパスライフを送って欲しいと望んでいる。今日は約2500人の女子学生が学院に戻って来る。そのため、彼女たちに新学期の幸先良いスタートを切って欲しいという願いを込めて、2500個の特製ブラインドボックスを用意した」と話している。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年3月8日