ソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言し、米国内を視察していた城島健司捕手が18日、ロサンゼルスから帰国の途に就いた。19日夕方、日本に到着する。
ロサンゼルス、シアトル、シカゴを訪問。家族とともに米国での生活環境を肌で感じた。城島は「挑戦をすることになれば家族の気持ちが大事。日本に残るか大リーグに行くかの選択の中で、家族も米国を見たことでようやくスタートラインに立てた。帰ってから家族会議がしっかりできると思う」と話した。
マリナーズ、メッツ、パドレスなど6球団が興味を示していることを「日本人初の捕手獲得には言葉をはじめ、いろいろな壁があると思う。それを越えてでも興味を示してくれたのはうれしい」と素直に喜ぶ。
同時に、「まだソフトバンクに残る可能性も十分にある。この1、2週間で決まるとは思っていない」と慎重に言葉を選んだ。(共同)