△楽天3-3西武△
楽天は六回、山崎武の適時打などで先制。西武は九回、片岡の適時打で追いつき、引き分けに持ち込んだ。西武先発のジョンソンは「目標のゴロを打たせる投球ができた」と納得した様子。楽天は先発した青山が5回2安打無失点と好投したが、野村監督は「(抑えの)福盛につなぐ投手がいない」として昨季同様、中継ぎで使う考えを示した。
○…3月に入って負けなしの西武が、この日も土壇場で追いつき、黒星を免れた。九回2死満塁で、楽天・小山の変化球を中前にはじき返した片岡は、「ファンにいいプレーを見せないと。負けちゃいけない」。球団の現金供与問題で周囲は騒がしいが、「グラウンドでいい結果を出すしかない」と選手たちの士気は高まっている。19日はオープン戦最終戦となるソフトバンク戦。片岡は「勝ってシーズンに入りたい」と意気込んでいた。
毎日新聞 2007年3月18日 18時45分