年龄越大,血液中的性激素浓度就越低,作为能够“返老还童”而被寄予厚望的DHEA(脱氧异雄酮,也称为脱氧表雄酮)除了让人年轻以外,还具有改善老年人腹部肥胖的效果。
在美国国家卫生研究所(NIH)的资助下,美国华盛顿大学日前进行的一项安慰剂对照试验得出了上述结论。研究结果已刊登在美国医学会杂志《Journal of the American Medical Association》(JAMA)的11月10日号上。
实验中,将体态稍胖但身体健康的56名老年人(平均年龄为71岁,平均体质指数=BMI为28)以抽签方式分成了两组,6个月期间每天在临睡前服用DHEA(每天50mg)或安慰剂。
为了对腹部肥胖程度进行评价,使用了MRI(磁共振图像装置)拍摄了腹部切片图像,检测了内脏脂肪和皮下脂肪的面积。
结果,服用安慰剂的一组在6个月之后,腹部肥胖程度几乎没有变化(内脏脂肪面积:增加了3平方厘米,皮下脂肪面积:增加了2平方厘米)。
而服用DHEA的一组,无论内脏还是皮下的脂肪面积都在6个月后均减少了13平方厘米。
另外,口服糖耐量试验(OGTT)得出的胰岛素抵抗性方面,只有服用DHEA的一组有所改善。表明DHEA不仅可消除腹部肥胖,而且还可预防糖尿病。
DHEA是男性荷尔蒙(睾丸激素,Testosterone)及女性荷尔蒙(雌性激素,Estrogen)的前体(Precursor)物质,在20岁达到峰值后合成量便会逐渐减少。因此,此前作为一种抗老化成份DHEA被寄予了很高期望,不过DHEA的作用并不仅限于此。
最近的研究表明,DHEA可以激活名为“PPARα”的荷尔蒙受体,具有燃烧(将游离脂肪酸进行β氧化)脂肪的作用。也就是说,对无法在体内合成足够多的DHEA的老年人,人工补充DHEA的话,便可预防糖尿病等因肥胖导致的各种疾病。
不过,此次试验的参加人数较少,而且时间也只有6个月。研究小组认为“应该进行规模更大的试验,以进一步确定效果及安全性”。 |
高齢になるほど血中濃度が低下するため、「若返りホルモン」として期待を集めているDHEA(デヒドロエピアンドロステロン)に、高齢者の腹部肥満を改善する効果があることが分かった。 米国国立衛生研究所(NIH)の助成金を得て、米国Washington大学が行ったプラセボ対照試験による。研究結果は、米医師会雑誌Journal of the American Medical Association(JAMA)の11月10日号に掲載された。 試験では、やや太り気味だが健康な高齢の男女56人(平均年齢は71歳、平均体格指数=BMIは28)をくじ引きで2グループに分け、DHEA(1日量50mg)またはプラセボを6カ月間、毎日就寝前に飲んでもらった。 腹部の肥満度の評価にはMRI(磁気共鳴画像装置)を使用。腹部の輪切り画像を撮り、内臓脂肪と皮下脂肪の面積を測った。 すると、プラセボをのんだグループでは、6カ月後にも腹部の肥満度はほとんど変わらなかった(内臓脂肪面積:3平方センチ増加、皮下脂肪面積:2平方センチ増加)。 一方、DHEAをのんだグループでは、内臓脂肪面積と皮下脂肪面積のどちらも、6カ月後には13平方センチ減っていた。 さらに、経口糖負荷試験(OGTT)で調べたインスリン抵抗性は、DHEAをのんだグループのみが改善。DHEAが腹部の肥満解消だけでなく、糖尿病予防の可能性があることがわかった。 DHEAは男性ホルモン(テストステロン)や女性ホルモン(エストロゲン)の前駆体となるホルモンで、20代をピークに徐々に体内での合成量が減る。そのため、これまでは主にアンチエージング(抗老化)成分としての期待が高かったが、DHEAの働きはそれだけではない。 最近の研究で、DHEAは「PPARα」と呼ばれるホルモン受容体を活性化し、脂肪を燃やす(遊離脂肪酸をβ酸化する)働きがあることがわかってきた。つまり、DHEAが体内で十分に作られない高齢者に、DHEAを補充すれば、糖尿病など腹部肥満による様々な病気を予防できる可能性があるというわけだ。 ただし、今回の試験は対象人数が比較的少数で、実施期間も6カ月と短い。研究グループは「より大規模な試験で効果や安全性を再確認すべき」と念を押している。 |