英国研究人员通过随机对照试验(RCT:Randomized Control Trial)发现,具有一定磁场强度的磁性手链能够有效减轻骨关节病的疼痛。详情已经发表在12月8日出版的《英国医学杂志(British Medical Journal)》上。
磁性手链通过宣传镇痛效果,目前在全世界每年销售超过50亿美元以上。但是否具有这种效果,一直存在争论。既有很多论文说是有效,也有很多报告的结论说是无效。在这些研究中,使用的磁铁类型、磁场强度、治疗期限、盲检彻底度等均存在一定的差异。整体而言,有效试验使用的是强磁铁,无效试验则使用的是弱磁铁。
此次则研究了市售磁性手链能否减轻疼痛。所使用的是由能够产生标准强度静磁场的二极磁铁(钕磁铁,表面磁场强度为170-200mT)组成的手链、弱磁性手链(磁场强度21-30mT)和无磁手链3种。外观上没有任何区别。
试验对象是194名骨关节病指数(WOMAC A)为8-20、年龄在45-80岁之间的重症患者。手链连续戴12周后,测定了他们的WOMAC A。作为次要终点(secondary end point),还利用视觉模拟评分法(Visual Analogue Scale, VAS)进行了评估。
结果,佩戴标准强度磁性手链的人群方面,WOMAC A平均减少了2.9,无磁手链的人群方面减少了1.6,两者相差1.3。这个差距基本上与在同样期限内采用COX-2抑制剂等最高级骨关节病治疗药物所进行的临床实验中所得到的结果相同,同时也说明其效果是对普通治疗的补充。另外也说明为了得到治疗效果,磁场强度必须达到一定水平以上。
手链的价格为58-96美元,由于几乎可以永久使用,因此成本比其他疗法便宜得多。对于此次试验,必须注意的是参加试验者病情较重,仅限于特定人种。并且尽管说明了效果的特异性,但也没有否定安慰性效果。不过,既然得到了这样的成果,那么除那些佩戴心脏起搏器等应当避磁的人员以外,也许都可以试用一下磁场强度较强的磁性手链。 |
英国の研究者たちが、無作為割付比較対照試験を行い、一定の磁場強度を持つ磁気ブレスレットが骨関節症の痛みを有意に軽減できることを明らかにした。詳細はBritish Medical Journal誌12月18日号に報告された。 磁気ブレスは、痛み軽減効果をうたって、世界中で年間50億ドル以上を売り上げている。が、その効果には議論がある。有効とする論文が複数ある一方、無効と結論した報告も複数ある。が、それらの研究には、用いられた磁石のタイプや磁場強度、治療期間、盲検の徹底度などに差があった。全体的な傾向として、有効とした試験には強い磁石、そうでない試験には弱い磁石が使われていた。 そこで今回、市販されている磁気ブレスで痛みが軽減されるかどうかを調べた。用いたのは、標準的な強さの静磁場を生む二極磁石(ネオジム磁石で表面の磁場強度は170-200ミリテスラ)からなるブレス、弱い磁気ブレス(磁場強度21-30ミリテスラ)、無磁気のブレスの3つだ。それらに外見上の差はない。 対象となったのは、骨関節症スコア(WOMAC A)が8-20点と比較的重度の、45-80歳の患者194人だ。12週間ブレスを着用し続け、その後WOMAC Aスコアを測定した。二次エンドポイントとして視覚アナログ尺度による評価も行った。 その結果、標準的な強さの磁気ブレス群ではWOMAC Aスコアは平均2.9減少、無磁気ブレス群では1.6減少となり、1.3の差があった。この値は、COX-2阻害剤を含む最先端の骨関節症治療薬を同様の期間投与した臨床試験で見られた差とほぼ同様である上、効果は通常の治療に付加的に現れることが示唆された。また、効果を得るためには磁場強度が一定以上必要が示唆された。 ブレスの価格は58-96ドルでほぼ永久的に使用できるため、他の治療に比べコストは非常に安い。今回の試験では、被験者の重症度が比較的高かったこと、特定の人種に限られたこと、そして効果の特異性は示唆されたもののプラセボ効果を否定できていない点などに留意する必要はある。が、これだけの成績が得られるなら、ペースメーカー装着者など磁気を避けるべき人以外は、磁場強度の明らかな磁気ブレスレットを試してみても良いのではないか。 |