松下电器产业生产革新本部生产流程革新中心SCM流程革新部门经理立上和男，日前在日本能率协会主办的“2005生产革新研讨会—名古屋”（2004年1月26～27日，名古屋市公会堂）上，介绍了对松下业绩呈V字形复苏做出贡献的设计及生产流程革新。对于松下业绩得以复苏的原因，很多人认为是得益于数千人的大裁员，以及具有独自技术、不同于其他公司的“V产品”。不过立上指出：基于IT技术的流程革新也做出了重要贡献。 　　在设计上，“确立了打破部门束缚的‘新’的协作开发流程”（立上）。此前，在（1）设计由个人负责；（2）设计流程不明确；（3）生产准备不足等状况下，不仅信息容易在传递过程中损失，而且还会经常出现返工等问题。因此，通过废除此前部门间的信息传递模式、实现设计与生产信息的数字化，构筑了共享BD（数据库），从而实现了各部门间的信息共享。另外，通过利用CAE（计算机辅助工程），大大减少了返工现象的发生。 　　此外，还从各商品群中选出了在设计革新上成为“最成功典范”的商品，将由此而获得的专业经验在同一商品群中进行横向推广。松下从构筑SCM的观点出发，将空调作为最成功典范的商品，在不同领域展开了努力，比如，AV设备中的超薄电视、精密设备中的手机、大型设备中的冰箱等。 　　在生产上，总结出了不论哪种商品均可通过IT将应该在各工序中共享的方法，通过“平台（PF）”横向推广的模式。制作成的PF包括“ISP管理PF（信息基础设施管理平台：根据基于实际需要的信息，迅速实现生产指令）”、“配件调度PF”、“原加工PF”、“底板安装PF”及“成品组装PF”五部分。上述措施，有助于在全球同时培育成功商品。另外，在原加工PF、底板安装PF及成品组装PF三个方面，松下还以培养人材为目的，设立了“实践学校”。

松下電器産業生産革新本部生産プロセス革新センターSCMプロセス革新グループマネージャーの立上和男氏は，日本能率協会主催の「2005生産革新シンポジウム-名古屋」（2004年1月26～27日，名古屋市公会堂）で，同社の業績V字回復に貢献した設計・生産プロセス革新の概要を語った。同社の業績回復の理由には，数千人規模の人員削減や，独自技術で他社製品と差異化した「V商品」の存在を挙げる声が多いが，ITを活用したプロセス革新の効果も大きいという。 　設計では「組織の壁を破壊した『新』コンカレント開発プロセスの構築に取り組んだ」（同氏）。それまでは，（1）設計が個人任せ（2）設計プロセスが不明確（3）生産準備が不十分---といった状況で，情報の流れにムダがあるだけでなく，手戻りが多数発生するなどの問題も発生していた。そこで，職場間の情報の引き継ぎを廃し，設計・製造情報をデジタルデータ化したり，共有DB（データベース）を構築したりすることで，各部門が同じ情報を共有することにした。さらにCAEの活用によって手戻りを大幅に削減した。 　加えて，各商品群の中から設計プロセス革新の「トップモデル」となる商品を選び，そこで得られたノウハウを同一商品群で横展開した。AV機器では薄型テレビ，精密機器では携帯電話機，大型機器では冷蔵庫を，SCMの構築という観点からエアコンをトップモデルとして取り組んでいる。 　生産では，商品を問わず各工程で共有すべき手法を，ITを活用することで「プラットフォーム（PF）」として横展開できる形にまとめた。作成したPFは「ISP管理PF（実需に基づいた情報による素早い生産指示を目的としたもの）」「調達PF」「源泉加工PF」「基板実装PF」「完成組立PF」の五つ。こうした取り組みは，V商品の世界同時立ち上げなどに有効という。源泉加工PF，基板実装PF，完成組立PFの三つに関しては，人材育成を目的とした「実践スクール」も設立した。