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アスベスト:中皮腫患者、30年で100倍 女性は2割

石綿(アスベスト)で生じるがん「中皮腫」の患者が、1970年前後に比べ、現在は100倍以上に増えていることが、神奈川県、千葉県、長崎県、大阪府の4府県が実施している「地域がん登録」のデータで分かった。70年代からの患者の急増ぶりが分かったのは初めてで、2日に国立がんセンター(東京都中央区)で開かれた「地域がん登録全国協議会」総会研究会で発表された。

 がん登録は、府県などが医療機関の協力で、がんと診断された患者を登録し統計をとる制度。全国で34自治体が実施している。厚生労働省の統計には94年以前は、調査項目に中皮腫がないうえ、同省が調べているのは死者数だけで、患者数のデータはない。

 千葉県がんセンター(千葉市中央区)の三上春夫・疫学研究部長らは、34自治体のうち過去30年以上のデータがあり、アスベストを使う工場があったなど中皮腫の患者が出やすいとみられる4府県を対象に、69年から01年までのデータを3年ごとにまとめた。

 その結果、69~71年には、患者は神奈川県の4人だけだった。しかし15年後の84~86年には4府県すべてで患者が発生し、合計は76人に達した。その後も93~95年に284人、99~01年は492人と増えている。女性は99人で約2割を占める。

 一方、増え方には地域差があり、大阪、神奈川、千葉は急増している。99~01年の患者は、大阪256人、神奈川153人。長崎は96~98年の51人がピークで、99~01年は38人に減っている。

 三上部長は「女性の割合が高いのが気になる。職場でアスベストにさらされた人だけに起きるなら、女性は1割程度と推定されるが実際は2割だ。職場でなく生活の中で被害を受けたおそれもあり、さらに詳しい調査が必要だ」と話している。【高木昭午】

毎日新聞 2005年9月3日 3時00分

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