【ワシントン木村旬】5日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は、有力産油国イランの核問題の緊迫化を懸念して急伸した。指標である米国産標準油種(WTI)の7月渡しは早朝の時間外取引で一時、前週末終値比1.51ドル高の1バーレル=73.84ドルに上昇し、約1カ月ぶりの高値をつけた。
イランの最高指導者ハメネイ師が「(米国が)イランに誤った動きをすれば、エネルギー輸送は深刻な危機に直面する」と警告し、原油供給への不安が強まった 2006年6月6日 0時30分
NY原油:61ドル台に急騰 1カ月ぶりの高値NY原油:急落 一時70ドル台割るNY原油:一時77.30ドル 最大油田の操業停止でNY原油:71ドル台に続伸 3週間ぶり高値に