29日午前9時50分ごろ、新潟県柏崎市西山町大崎の大崎海岸で、海水浴客3人が沖に流されたと110番通報があった。同県警と新潟海上保安部などが約30分後に沖合で3人を救助し、病院に搬送したが、女児(8)と60代の男性がまもなく死亡した。女児の兄(10)は意識があるという。
県警柏崎署の調べでは、死亡したのは長野県岡谷市長地横川の自営業、村山勝朗さん(36)の長女で同市立上の原小2年の瑞穂さん(8)。この日は兄と祖母、祖母の知り合いの男性の計4人で海水浴に来ていた。県警が男性の身元確認を急いでいる。【五十嵐和大】
毎日新聞 2006年7月29日