岐阜、愛知両県では13日、水の事故で計3人が死亡した。岐阜市溝口の長良川では午後0時15分ごろ、川を泳いで渡ろうとした愛知県美浜町奥田、会社員、田村優和(まさかず)さん(18)がおぼれた。田村さんは病院に搬送されたが、約6時間後に死亡した。水死だった。田村さんは高校時代の同級生6人と川遊びに来ていたという。また午後2時50分ごろには、岐阜県美濃市曽代の長良川でも、愛知県瀬戸市西長根町、会社員、緩詰(ゆるづめ)昌之さん(23)が川底(水深約2・5メートル)に沈んでいるのを発見された。約3時間後に搬送先の病院で水死した。友人ら11人と川遊びに来て、遊泳中におぼれたらしい。
愛知県吉良町宮崎の三河湾に面した恵比寿海水浴場では午後0時15分ごろ、同県高浜市芳川町3、ブラジル国籍の会社員、ナガミネ・ジョージさん(49)が浅瀬でうつ伏せになって倒れているのを海水浴客が見つけた。ナガミネさんは間もなく水死した。会社の同僚たちとバーベキューに来ていたが、1人で海に入っておぼれたとみられる。
また、同県豊橋市寺沢町の寺沢海岸で11日午後1時10分ごろから行方不明になっていた同市高師町北原、専門学校生、浅井透飛さん(17)の遺体が13日午前8時半ごろ、西へ約5キロ離れた高塚海岸で見つかった。水死だった。
毎日新聞 2006年8月14日