週末11日のニューヨーク株式市場、ダウ平均株価は一時、およそ2年ぶりに1万1000ドルの大台を割りこみました。
11日のニューヨーク株式市場は、アメリカの政府系住宅金融会社の経営不安から、売りが殺到しました。
ダウ平均株価は一時、250ドルを超える下げ幅を記録するなど、取引途中としてはおよそ2年ぶりに1万1000ドル台を割り込みました。
その後は値を戻したものの、1万1100ドル54セントで取引を終え、終値も再び年初来安値を記録しています。
一方、ニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物市場は、産油国の供給不安が広がり、指標となる8月ものが一時、1バレル=147ドル27セントまで上昇し、史上最高値を塗り替えました。(12日06:22)