2020年までに温室効果ガスの排出量をどれだけ減らすかの「中期目標」について検討している政府の懇談会は、意見がまとまらないまま、24日、最終回の討議を終えました。
温室効果ガス削減の中期目標をめぐっては、1990年に比べて、排出量を2020年までに「25%減らす」というものから、「4%増も容認」とするものまで、6つの選択肢が政府の懇談会で示され、議論されてきました。
懇談会での議論は24日が最終回でしたが、経済的な負担や国際的な公平性をめぐって委員の中で見解が分かれ、意見の集約が図れませんでした。
麻生総理は来月中に結論を出すとしていますが、とりまとめは難しそうです。(24日14:01)