福田総理は24日の内閣総辞職を前に、事実上最後となるインタビュー取材で総理在任1年間を振り返り、「私も満足できるものは出てきた」と、自らの実績に満足感を示しました。
「十分考えて慎重に対処した。ですから、そういう意味において、私も満足できるものは出てきたと、こう思っています」(福田首相)
「決断が遅い」とも言われていた福田総理ですが、十分考えて慎重に対処した結果であることを示唆し、最後には投げ出した形となった政権の実績について満足していることを明らかにしました。
また、一部報道で次の総選挙に出馬しない可能性が取り沙汰されたことについて、「『出ない』と言わないということは、普通は『出る』ということが前提になっているんじゃないの?どうですか?」と、得意の逆質問で切り返した上で、「常識で考えて」と述べ不快感を示しました。(22日20:36)