VWのポルシェ逆買収、合意か 独誌が報道ドイツの自動車最大手のフォルクスワーゲン(VW)が、親会社の高級スポーツ車メーカー、ポルシェに対して提案していた逆買収交渉が合意に達したと、20日発売予定の独週刊誌シュピーゲルが報じた。
同誌などによると、VWは最初にポルシェ株の49.9%を取得。その後、残りすべてを取得して完全買収を目指す。VWの買収で100億ユーロ(約1兆3千億円)以上の負債を抱えたポルシェ側は、約80億ユーロを手にするという。
両社は会社を統合し、ポルシェの議決権を握る創業家のポルシェ一族とVW監査役会会長を務めるピエヒ氏は計50%以上の株主となる。また、VW大株主のニーダーザクセン州は20%、ポルシェに出資を検討しているカタールの政府系投資ファンド「カタール投資庁」は14.9~19.9%の株主となる。
両社は23日、それぞれ臨時の監査役会を開き、この問題を話し合うという。
德国杂志报道 大众逆收购保时捷据20日发售德国明镜周刊(Der Spiegel)报道,德国最大汽车厂商大众(VW)就收购其母公司、高级跑车制造商保时捷公司(PORSCHE)与其达成协议。
据该杂志介绍,大众汽车将首先买进保时捷股份公司49.9%的股份。之后再买入其全部剩余股份。这次收购完成后,负债100多亿欧元(约合13000亿日元)的保时捷公司将会得到约80亿欧元。
如果两家公司合并,持有保时捷公司决议权的保时捷家族一员兼大众监查委员会会长的费迪南·皮耶希(Ferdinand Karl Piech)将会持有50%以上的股权。其他的股权分配为,大众公司的大股东尼德萨克森州持有20%,欲向保时捷出资的卡塔尔政府投资基金“卡塔尔投资局”持股比例将在14.9%至19.9%之间。
两家公司将于23日各自召开临时监事会会议来讨论卡塔尔投资局购买合并后企业股份等事宜。
出处
http://www.asahi.com/business/update/0719/TKY200907190141.html?ref=goo