【シドニー=沢木祐二】6日のシドニー外国為替市場で、円相場は前日同時点(117円05~15銭)から45銭円安・ドル高の1ドル=117円50~60銭で始まった。
ユーロ円相場は前日同時点(132円80~90銭)から2円05銭円安・ユーロ高の1ユーロ=134円85~95銭で推移している。
オーストラリア(豪)ドルは対ドルで前日同時点(0.7750~0.7760ドル)から反発し、1豪ドル=0.7800~0.7810ドル。原油価格の上昇や米国株の値上がりでリスク選好が高まった。対円では前日同時点(90円70~80銭)から1円ちょうど円安・豪ドル高の1豪ドル=91円70~80銭で始まった。上げ幅は1.1%。
ニュージーランド(NZ)ドルは前日同時点(0.7350~0.7360ドル)から反発し、1NZドル=0.7400~0.7410ドル。対円では前日同時点(86円10~20銭)から85銭円安・NZドル高の、1NZドル=86円95銭~87円05銭。
豪中銀はきょう、四半期金融政策報告書を発表する。「報告書は3日の豪中銀の利下げ声明に含まれていた経済予測引き下げの程度を見極めるカギとなるだろう。非鉱業系事業投資や消費の予測が下方修正され、国内経済の見通しは一定の減速をみせると考える」(ANZ銀行メルボルン)
市場は今夜予定されている1月の米雇用統計にも注目している。
ニュージーランドはきょう、ワイタンギ・デーで祝日休場。