【シドニー=沢木祐二】週明け9日のシドニー外国為替市場で、円相場は前週末同時点(117円50~60銭)から1円50銭円安・ドル高の1ドル=119円00~10銭で始まった。前週末に堅調な米雇用統計を受けて円売り・ドル買い優勢となった流れを引き継いだ。
ユーロ円相場は前週末同時点(134円85~95銭)から45銭円高・ユーロ安の1ユーロ=134円40~50銭で推移している。
オーストラリア(豪)ドルは対ドルで前週末同時点(0.7800~0.7810ドル)から反落し、1豪ドル=0.7750~0.7760ドル。「豪政情不安も豪ドルの重荷になっている」(三菱東京UFJ銀行シドニー支店)。対円では前週末同時点(91円70~80銭)から65銭円安・豪ドル高の1豪ドル=92円35~45銭で始まった。
ニュージーランド(NZ)ドルは前週末同時点(0.7400~0.7410ドル)から反落し、1NZドル=0.7335~0.7345ドル。対円では前週末同時点(86円95銭~87円05銭)から40銭円安・NZドル高の、1NZドル=87円35~45銭。
今週は12日木曜日に1月の豪雇用統計が発表される予定。
豪中銀スティーブンス総裁はきょう、シドニーで行われる中国銀行での人民元決済銀行設立式典で講演する(日本時間午前9時30分)。