日本郵政が10日発表した2014年4~12月期決算で、傘下のゆうちょ銀行の国内債保有比率が、14年12月末時点で53.5%(109兆8856億円)に下がったことが分かった。14年3月末時点では63.0%(126兆3910億円)だった。一方、外債などの外国証券は14年12月末時点で14.7%(30兆2184億円)と、14年3月末の11.3%(22兆7313億円)から上がった。
同グループは国内債中心の運用を変えないとしつつも、最近の長期金利の低下を受け、満期を迎えた国内債を中心に外債への入れ替えを進めている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕