トヨタ自動車(7203)と日産自動車(7201)、ホンダ(7267)の国内自動車メーカー3社は12日、燃料電池車(FCV)用の水素ステーションの整備促進に向けた支援策に共同で取り組むことで合意したと発表した。
FCVの普及後押しに向け、政府は2014年6月策定の「水素・燃料電池戦略ロードマップ」に基づき、補助金や水素ステーションの設置支援などの施策を決めた。自動車メーカーとしても施設の整備促進の取り組みが必要として、3社は今後、水素ステーションの運営費用の一部負担など具体的な活動の検討を進めるという。
FCVはトヨタが14年12月、世界初の市販車として国内で発売。受注動向は当初計画を大きく上回っている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕