【シドニー=沢木祐二】13日のシドニー外国為替市場で、円相場は前日同時点(120円25~35銭)から1円35銭円高・ドル安の1ドル=118円90銭~119円00銭で始まった。
ユーロ円相場は前日同時点(135円75~85銭)から10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=135円65~75銭で推移している。
オーストラリア(豪)ドルは対ドルで前日同時点(0.7705~0.7715ドル)から反発し、1豪ドル=0.7735~0.7745ドル。前日の1月豪雇用統計で失業率が前月の6.1%から6.4%に悪化したことを受け、一時は0.7640ドルを割り込む水準まで下落した。その後は米小売売上高の弱い内容からドル売り・豪ドル買いが優勢となった。「NAB(ナショナルオーストラリア銀行)の同僚は今年後半に豪失業率は6.5~6.6%のピークを迎え、少なくともあと1回の利下げがあるとみている」(バンク・オブ・ニュージーランド)。対円では前日同時点(92円70~80銭)から70銭円高・豪ドル安の1豪ドル=92円00~10銭で始まった。
ニュージーランド(NZ)ドルは前日同時点(0.7355~0.7365ドル)から反発し、1NZドル=0.7420~0.7430ドル。対円では前日同時点(88円55~65銭)から25銭円高・NZドル安の、1NZドル=88円30~40銭。
豪準備銀行(中央銀行)のスティーブンス総裁はきょう、豪下院の経済委員会に出席する。「質疑応答でどのような経済見通しを示すかが注目」(ANZ銀行メルボルン)