競泳男子の萩野公介(東洋大)が17日、約1カ月の米国での高地合宿を終えて羽田空港に帰国し、今夏の世界選手権(カザニ=ロシア)の代表選考会となる4月の日本選手権で、200、400メートルの自由形と個人メドレーの計4種目に出場する意向を示した。
昨年、一昨年と6種目泳いだ万能スイマーは背泳ぎの出場を見送り「日本選手権としては物足りないが、世界選手権で個人メドレーの金メダルを目指すため」と語った。
ライバルの瀬戸大也(JSS毛呂山)もメキシコでの高地合宿を終えて成田空港に帰国した。日本選手権では個人メドレー2種目など5種目を泳ぐ予定で、萩野と3種目で対決する。「4月で納得いくレースができたら、夏はもっと爆発すると思う」と意気込んだ。〔共同〕