財務省が2日発表した対外及び対内証券売買契約などの状況(週間・指定報告機関ベース)によると、22~28日の海外投資家による日本株への投資は2週連続で売り越しだった。売越額は351億円で、前週の3524億円から減少した。
期間中の26、27日には日経平均株価が大幅に下落した。年初からの急ピッチな上昇による過熱感や米国株の調整などを受けて海外投資家が利益確定目的の売りを出したようだ。
中長期債は2週ぶりの買い越し、短期債は5週連続の買い越しだった。
一方、国内投資家による海外の中長期債への投資は10週連続の買い越しだった。株式は19週連続の買い越しだった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕