【オーガスタ(米ジョージア州)=奈良部光則】マスターズ・トーナメントは10日、米ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGC(7435ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、18位から出た松山英樹は1イーグル、3バーディー、3ボギーの70で回り、通算3アンダー、141の12位で3年ぶり3度目の予選通過を果たした。
首位はボギーなしの6バーディーで、通算14アンダー、130まで伸ばした昨年大会2位の21歳、ジョーダン・スピース。1976年にレイモンド・フロイド(ともに米国)が作った第2ラウンドまでの大会最少スコア記録を1打塗り替えた。
5打差の2位は米ツアー3勝のチャーリー・ホフマン(米国)。さらに2打差の3位で2013年の全米オープン選手権覇者ジャスティン・ローズ(英国)ら3人が続く。
大会4勝目を狙うフィル・ミケルソンが68で回り、通算6アンダー、6位につけた。13年大会で優勝したアダム・スコット(オーストラリア)は松山と並ぶ同3アンダー、12位。2年ぶり出場のタイガー・ウッズ(米国)は4バーディー、1ボギーの69で回り、同2アンダー、19位で予選を通過した。