
日中に撮影された映像を見ると、母親のパンダが林の中の水たまりに身をかがめて水を飲んでおり、その横で子供のパンダが母親の真似をして倒木の上から水を飲もうとしたものの、口が水面まで届かず、結局倒木の上に伏せるようにして水を飲んでいる。そして、一口か二口だけ飲むと、すぐに身を起こし、傍らに生えている笹のほうに顔を向けて遊んでおり、その様子はとてもかわいい。さらに、夜間に撮影された映像にもその親子パンダが水を飲む様子が映っていた。
職員は、子供のパンダの年齢は1歳半ほどで、まだ母親パンダと一緒に行動していると分析している。
昨年も、同じ場所で、この親子パンダが活動している様子が赤外線カメラに映っていた点は注目に値する。それから1年が経ち、再びカメラが親子パンダを捉え、子供も「ジャイアント」と呼べるほど成長していた。
ジャイアントパンダ国家公園の試行地での保護が強化されるにつれ、生態環境が一層改善されており、パンダの生息地の保護も進み、赤外線カメラにパンダが映るケースも増えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年11月13日