写真に写っているこの鳥を知っているだろうか?体の大きさこそ小さいものの、その価値は非常に高く、中国特有の希少な鳥で、「鳥類のジャイアントパンダ」と呼ばれている絶滅危惧種「カオジロダルマエナガ」だ。北京晩報が報じた。
先週、移動中の渡り鳥を撮影しようと、北京連合大学の学生で撮影マニアである馬盼超さんは北京市内のオリンピック森林公園に行った。すると、なんとヨシの茂みで活発に飛び回って遊んでいるカオジロダルマエナガ4羽を発見したのだ。
馬さんが撮影したカオジロダルマエナガの体長は約20センチで、体の色はカラフルで、とても美しい。
北京オリンピック森林公園でカオジロダルマエナガが確認されたのは今回が初めてで、一度に4羽も確認された。どうやらすでに同公園に住み着いているようだ。
カオジロダルマエナガが北京で確認されるのは非常に珍しい。報道によると、2018年初めに、数人の撮影マニアが房山区牛口峪の近くでカオジロダルマエナガを確認し、その後、大興区の念壇公園や南海子公園でも見かけられた。また、今年の春には、永定河の園博湖、暁月湖一帯でも確認された。そして、今回、北京市の北側に位置するオリンピック森林公園で確認された。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月10日