維新の党は大阪府・市議会でともに第1党の維持を確実にした。江田憲司代表らは府・市議選を「大阪都構想」の是非を問うために大阪市で5月17日に実施する住民投票の前哨戦と位置づけていた。都構想の行方は党勢を左右するとみられ、国会議員は引き続き住民投票の成功に向けた活動に全力を挙げる。
松野頼久幹事長は12日夜、都内で記者団に府・市議会の第1党維持について「都構想への期待だ」と語った。松井一郎大阪府知事は12日夜、大阪市内の記者会見で「他政党の支持者にも都構想には賛成という人たちがいる。丁寧に説明していくことがこれからの役割だ」と強調した。