日本スーパーマーケット協会など食品スーパー業界3団体が21日発表した4月の全国食品スーパー売上高(速報値、既存店ベース)は、前年同月比6.3%増の8050億円だった。2カ月ぶりに前年実績を上回った。前年の消費増税による落ち込みが一巡し、すべての品目で売り上げが大きく伸びた。
品目別では、コメや調味料などを含む「一般食品」が8.3%増、冷凍食品やアイスクリームなどの「日配」が4.5%増だった。生鮮3部門では青果と畜産の伸びが大きく、水産と合わせた合計は6.6%のプラスだった。
地域別でも全地域で伸びた。売上高の大きい関東地方は6.5%増、近畿地方は4.4%増だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕