【ムンバイ=共同】強い熱波に襲われたインド南部や東部の諸州で25日までに、熱中症などによる死者が568人に達した。PTI通信が同日、報じた。
気象当局は、週内はインド全土で強烈な熱波が続くと予想。地元紙は路上生活者(ホームレス)や野外で働く人々に被害が広がっていると分析した。死者数を集計していない州もあり、今後増える可能性もある。
各州当局者によると、ここ最近、南部アンドラプラデシュ州で333人、テランガナ州で199人、東部オディシャ州と西ベンガル州で計36人が死亡した。
テランガナ州では24~25日に気温45度を超える地区が続出し、両日だけで71人が死亡した。