12日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは一時下げ幅を広げた。前日比50円あまり安い2万0300円台前半と、きょう安値を付ける場面があった。欧州の取引時間帯が近づくにつれ、市場では「ギリシャ債務問題への警戒感が広がりやすい」(ちばぎんアセットマネジメント/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3E4E2EBE4E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXの奥村義弘調査部長)という。国際通貨基金(IMF/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE7E4E3E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX)は11日、ギリシャの金融支援を巡る同国との協議を一時中断したと伝わった。東京市場でも欧州情勢の先行き不透明感を嫌気し、持ち高を手じまう目的の売りにつながったようだ。
同時に市場には「日本株が大きく下げる雰囲気は現時点でない」(同)との声も多い。売り一巡後は小幅に持ち直す場面もある。
13時30分に経済産業省が発表した4月の第3次産業活動指数は市場予想に反して前月比で低下した。日本株の売り材料となったとの見方は少ないが、消費者心理の悪化に対する警戒から、「先行きには注意したい」との声があった。