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「半永久蓄電池開発」とうそ 詐欺容疑で元会社社長ら逮捕

「半永久的に使える蓄電池を開発した」とうそをつき、販売代理店になる契約金として約3千万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は24日、元会社社長、上坂潔容疑者(71)=横浜市金沢区=ら5人を詐欺容疑で逮捕した。同課によると上坂容疑者は容疑を認め、ほかの4人は否認しているという。


同課によると、上坂容疑者らは2008~09年、東京都内のホテルで「グローバル通商」(東京・港)と称する会社の代理店を募るセミナーを開催。半永久的に使える蓄電池を開発したと偽り、「代理店になれば売り上げの半分が得られる」と勧誘して全国の約千人、約160社から総額約5億8千万円を集めたとみられる。


グローバル通商は法人登記もされておらず、蓄電池の製造もしていなかったという。


逮捕容疑は08年11月~09年1月、沖縄県の無職男性(75)に、実際には開発されていない蓄電池が「近く発売される」とうそを言って販売代理店になるよう持ちかけ、契約金として約3千万円を詐取した疑い。


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