山形市の山林で白骨化した遺体が見つかり、死体遺棄容疑で男3人が逮捕された事件で、山形県警は29日、遺体は昨年10月末から行方不明だった山形市東青田2、柴田健太さん(29)と確認したと発表した。
逮捕されたのは山形県上山市鶴脛町2、無職、大槻一亮容疑者(25)、山形市あさひ町、派遣社員、大宮真緒容疑者(25)ら3人。捜査関係者によると失踪前、大宮容疑者のアパートで同居していたという。
県警は大槻容疑者らが柴田さんと最後に接触したとみており、容疑者の一部が柴田さんの殺害をほのめかしていることから、殺人容疑も視野に入れて捜査している。
県警によると、遺体は死後半年以上が経過。柴田さんは大槻容疑者らとは遊び仲間で、金銭の貸し借りをめぐりトラブルになっていた。〔共同〕