3日午前の東京株式市場で日経平均株価/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2E4EBE2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは4日ぶりに反落し、前日比91円25銭(0.44%)安の2万0431円25銭で前引けを迎えた。前日発表の6月の米雇用統計を受けて円相場が円高・ドル安方向に振れ、日本企業の輸出採算の悪化を警戒する雰囲気が強まった。前日までの上昇で水準を切り上げた後だけに、目先の利益をひとまず確定する動きが広がりやすかった。JPX日経インデックス400と東証株価指数/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE2EAE5E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NX(TOPIX)も4日ぶりに反落した。
米雇用統計では非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想に届かず、力強さに欠けるとの見方が浮上した。米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが緩やかになるとの連想から、外国為替市場で円相場が上昇。アルプスや村田製など輸出関連銘柄の一角に売りが広がった。
日経平均への影響が大きいファストリの下げも響いた。2日に発表した傘下のカジュアル衣料店「ユニクロ」の6月既存店売上高が前年同月比で大幅に減少。同社株は約4%近く下げ、1銘柄で日経平均を90円押し下げた。