年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は28日、資産運用において環境・社会・企業統治への取り組みが優れた企業に投資する「ESG投資」の視点を反映させる国連の「責任投資原則」の署名機関となったことを発表した。GPIFは、国内株式や外国株式の運用委託機関に国連責任投資原則の署名状況について報告を求め、署名していない場合にはその理由を説明するよう求める。
GPIFは4月に発表した中期計画で、運用において環境や地域、企業統治に配慮した企業を組み入れるESG投資など、非財務的要素を考慮する方針を示していた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕