舛添要一東京都知事とロンドン市長のボリス・ジョンソン氏は14日、都庁で共同宣言に署名し、東京都とロンドン市の間で友好都市関係を結んだ。今後2020年東京五輪をはじめとする大規模なスポーツイベントや観光など、大都市に共通する6つの分野で協力や交流を進める。
舛添知事は「12年の五輪・パラリンピックを成功させたロンドンの経験とレガシー(遺産)を学び、20年の東京大会を大成功させたい」と話した。
ジョンソン市長も「成功には立場を超えたあらゆるレベルでの協力が必要だ。東京が史上最高の大会になることを信じている」と応じた。今月末には舛添知事がロンドンを訪問し、開催中のラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会の決勝戦を視察する予定。
東京と友好都市になるのは1996年のローマ市以来19年ぶりで、ロンドンを加え計12都市となる。都は8日に閉会した都議会で関連議案を可決した。