大手玩具メーカーのバンダイ(東京)が全国の小中学生を対象に意識調査を実施したところ、体育の授業以外でしているスポーツで最も多かったのは水泳の16.5%だった。2位はサッカー(9.2%)で、テニス(6.3%)、野球(3.8%)と続いた。
スポーツを始めた理由を複数回答で聞くと、水泳とテニスは「体力づくりをしたいから」がともに45.3%でトップ。サッカーは「友だち・兄弟がやっているから」の51.9%、野球では「親が好きだから」の37.5%が最多だった。
サッカーや野球で「体力づくり」を挙げた子供も多く、担当者は「子供自身が積極的に取り組む様子が垣間見え、頼もしい」としている。
好きなスポーツ選手は1位がフィギュアスケートの浅田真央選手(13.1%)、2位が僅差でテニスの錦織圭選手(12.7%)、3位がフィギュアスケートの羽生結弦選手(7.6%)だった。
錦織選手は2013年調査の9位から大きく順位を伸ばした。担当者は「世界を舞台に、近年活躍している選手が上位になった」と話している。
調査は今年9月、全国の小学2年と5年、中学2年の計840人とその親にインターネットで実施した。〔共同〕