中国外交部(外務省)は23日に開催した定例記者会見で、海外メディア記者が、「英国が『海外在住英国民(BNO)』パスポートの申請資格を有する香港の住民の移住申請を、2021 年1月21日から受付開始とするとの姿勢を示しているが、中国は関係する住民が香港を離れることがないよう、どのような対策を講じるのか?対抗策を講じることはあるのか?」と質問した。
同質問に対して、趙立堅報道官は、「中国は関連の問題に対して何度も確固とした姿勢を示してきた。英国は約束を破り、独断専行し、BNOパスポート問題を何度も意図的に誇張して、香港地区の事務や中国の内政に干渉している。そのようにすれば、石を持ち上げて逆に自分の足に落とす結果になるだろう」と指摘した。
そして、「英国が先に約束を破った。中国はBNOパスポートを有効なパスポートと認めないことを検討する。そして、さらなる対策の権利を維持する」と、厳しい姿勢を示した。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年10月24日