「スイーツで情緒を改善できる」という考え方は広く普及しており、多くの人が疲れたり眠くなったりするとケーキなど糖分が多めのスイーツに助けを求める。中国の専門家は、「スイーツは短時間で情緒を安定させるものの、糖分を含む食べ物が胃腸に急速に吸収され、血糖値が急激に上昇した後でまたすぐに低下するため、むしろ精神的には悪い影響があり、情緒が崩れやすい」と指摘した。生命時報が伝えた。
英ウォーリック大学と独フンボルト大学の専門家は研究により、糖分の過剰摂取により疲れやすくなることを発見した。研究者は31件の研究の結論で、成人1300人近くの健康データを集めた。糖分摂取量、スイーツの種類、人々の頭脳・肉体労働の強度などの要素を考慮した上で、研究者は、「糖分摂取後は摂取前より疲労感が強く、脳の反応がより鈍くなる」との結論を導き出した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年9月8日
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