【グラスゴー(英国)=共同】体操のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねる世界選手権が23日、英国のグラスゴーで開幕した。初日は女子予選の前半6班が演技し、団体総合で3大会連続の五輪出場を目指す日本は223.863点で3班までの6チームで首位に立った。
補欠から繰り上がった村上茉愛(日体大)が4種目合計で日本勢トップの56.366点を挙げ、寺本明日香(中京大)は55.532点。初代表の宮川紗江(セインツク)が得意の跳馬と床運動で、いずれも14.900点をマークした。
大会は11月1日までの10日間で行われ、団体総合は男女ともに予選8位以内に入れば五輪出場権を獲得できる。37年ぶりの頂点を狙う男子は25日に予選、28日に決勝があり、内村航平(コナミスポーツク)の6連覇が懸かる男子個人総合の決勝は30日に行われる。この日は白井健三(日体大)が練習会場で調整し、内村と田中佑典(コナミスポーツク)は休養した。