【ミルウォーキー=共同】フィギュアスケートのスケートアメリカでグランプリ(GP)シリーズ初出場ながら男子で2位に入った17歳の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が25日、米ミルウォーキーでエキシビション出場を前に取材に応じ「自分が求めている演技を基準にしたら40点」と好結果にも厳しい自己評価を口にした。
次に出場予定のフランス杯(11月13、14日・ボルドー)には、ソチ冬季五輪銀メダリストのパトリック・チャン(カナダ)らが顔をそろえる。「強い選手がたくさんいるし、このままでは駄目という気持ちがある」と話す。わずか1.52点差で優勝を逃したとあって「小さい点数でも積み重なったら大きい。GOE(出来栄え点)をもっと重要視しないといけない」とポイントを挙げた。
女子で3位の宮原知子(大阪・関大高)は浅田真央(中京大)らと戦う次のNHK杯(11月27~29日・長野)へ「順位は考えず自分の演技に集中したい」と語った。