平昌五輪男子フリーで演技する羽生結弦=遠藤啓生撮影
国際スケート連盟(ISU)は28日、フィギュアの来季のグランプリ(GP)シリーズの出場選手を発表した。男子で平昌五輪金メダルの羽生結弦(ANA)は中国杯の替わりとなる第3戦のフィンランド大会(11月2~4日・ヘルシンキ)と第5戦のロシア杯(11月16~18日・モスクワ)、同五輪銀メダルの宇野昌磨(トヨタ自動車)は、第2戦のスケートカナダ(10月26~28日・ラバル)と第4戦のNHK杯(11月9~11日・広島)に出場する。今年の世界選手権5位の友野一希(同大)は、スケートカナダとロシア杯にエントリー。
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女子で同五輪4位の宮原知子(関大)は、第1戦のスケートアメリカ(10月19~21日・エバレット)とNHK杯、今年の世界選手権銀メダルの樋口新葉(東京・開智日本橋学園高)がスケートカナダとロシア杯にエントリー。シニアデビューとなる紀平梨花(関大ク)は第6戦のフランス杯(11月23~25日・グルノーブル)に出場する。同五輪6位の坂本花織(シスメックス)は、スケートアメリカとフィンランド大会、17年世界選手権5位の三原舞依(同)は、NHK杯とフランス杯、米国に拠点を移した本田真凜は、スケートアメリカとフランス杯に出場する。
海外選手では、男子で今年の世界選手権を制したネーサン・チェン(米)がスケートアメリカとフランス杯、女子で平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)がヘルシンキ大会とロシア杯、銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(同)がスケートカナダとフランス杯にエントリーしている。
GPシリーズの成績上位6人がカナダであるGPファイナル(12月6~9日、バンクーバー)に進出する。