三井不動産(8801)が6日発表した2015年4~9月期の連結決算/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE7E5E5E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは、純利益が前年同期比43%増の670億円だった。賃貸事業が商業施設などの新規開業で伸びたほか、分譲事業も個人向け住宅で計上戸数が増加した。年間予想に対する進捗率は63%になった。
6日午後、東証で開いた決算発表の席上、マンション傾斜問題で頭を下げる三井不動産の佐藤常務執行役員(左)
売上高は7%増の7989億円、営業利益/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EBE7EAE2E2E3E5E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは19%増の1096億円だった。セグメント別にみると、賃貸事業は18%の営業増益。「ららぽーと富士見」(埼玉県富士見市)など新規開業した商業施設が収益の向上に寄与した。前期に竣工した商業施設やオフィスも通期稼働の効果が表れている。分譲事業は26%の増益。個人向け住宅分譲の計上戸数は、中高層と戸建ての合計で25%増えた。新築マンションの契約進捗率は97%になった。
16年3月期の業績予想は据え置いた。売上高は前期比5%増の1兆6100億円、営業利益は5%増の1950億円、純利益は7%増の1070億円を見込む。年間配当は前期比3円増の28円を予定している。傘下の三井不動産レジデンシャルが販売した横浜市のマンションが傾斜した問題に関連する費用ついては「決算に織り込まれていない」としている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕