東京都台東区は12月1日、ホームページ(HP)を89の外国語でも表示する内容にリニューアルする。新たな自動翻訳機能を導入し、外国語対応を拡大する。同区は浅草や上野などの観光地を抱えており、訪日客などに幅広く情報発信する狙いだ。89もの外国語を表示するHPは23区で初めて。
外国語はこれまで、英語、中国語、韓国語のみの対応だった。今後はフランス語やタイ語、マレー語のほか、米グーグルの自動翻訳機能を使ってアフリカやインドの言語も表示する。各ページ上に表示する外国語欄をクリックし、言語を選択すると切り替わる。
また災害時用の専用トップページも作成する。大規模災害時には文章主体の容量の軽い同ページに切り替え、アクセスの負荷を低減。迅速に防災情報を提供する考えだ。