【ワシントン=吉野直也】オバマ米大統領は4日、キャメロン英首相と電話で中東の過激派組織「イスラム国」(IS)掃討について協議した。米国主導の有志連合と「政治的、軍事的な目的」が一致する限り、他国の参加を受け入れることを申し合わせた。ISへの空爆に参加するロシアを容認する立場を示唆したものだ。
オバマ氏はIS掃討のために英国がシリア空爆に加わったことに謝意を表明した。両首脳はテロ対策での連携強化を確認した。キャメロン氏は米連邦捜査局(FBI)がテロと断定したカリフォルニア州の銃乱射について哀悼の意を伝えた。米ホワイトハウスが発表した。