【バルセロナ=共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は12日、バルセロナで行われ、男子は羽生結弦(ANA)がフリーで219.48点を出し、ショートプログラム(SP)に続いて世界歴代最高を更新、合計も8点以上更新する330.43点で男子初の3連覇を果たした。
292.95点の2位には、世界王者のハビエル・フェルナンデス(スペイン)。初出場でSP4位の17歳、宇野昌磨(愛知・中京大中京高)は、フリーも4位で合計276.79点の3位と健闘した。村上大介(陽進堂)は6位だった。
女子でも初出場でSP4位の17歳、宮原知子(大阪・関大高)がフリーは2位の140.09点をマークし、合計208.85点で2位に入った。SP3位の浅田真央(中京大)は冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)でミスが出るなどフリー6位と振るわず、194.32点で最下位の6位だった。16歳のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が222.54点で初優勝を果たした。
アイスダンスは、ケイトリン・ウィーバー、アンドルー・ポジェ組(カナダ)が制した。