ボクシングのダブル世界戦各12回戦は31日、大阪市のエディオンアリーナ大阪で行われ、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の井岡一翔(井岡)は、前王者で同級2位のフアンカルロス・レベコ(アルゼンチン)に11回1分57秒TKO勝ちし、2度目の防衛を果たした。
2015年4月以来の再戦でボディーを中心に攻め、挑戦者を退けた。戦績は26歳の井岡が20戦19勝(11KO)1敗、32歳のレベコは38戦35勝(18KO)3敗。
国際ボクシング連盟(IBF)ミニマム級王者の高山勝成(仲里)は同級8位のホセ・アルグメド(メキシコ)に9回終了1―2の負傷判定で敗れ、3度目の防衛に失敗した。32歳の高山は39戦30勝(12KO)8敗1無効試合、27歳のアルグメドは20戦16勝(10KO)3敗1分け。〔共同〕