画像の拡大
【ソウル=加藤宏一】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は1日、国営メディアを通じて今年の施政方針にあたる「新年の辞」を発表した。正恩氏は「我々は北南の対話と関係改善のために今後も積極的に努力する」とした上で、「平和と統一を望む人ならば誰とでも対座し、民族問題をわだかまりなく議論する」と述べ、南北対話に意欲を示した。ラヂオプレスが伝えた。
正恩氏の演説は日本時間の午後0時半ごろから約30分行われた。正恩氏は「経済強国建設に総力を集中し、国の経済発展と人民生活の向上から新しい転換を進めなければならない」と強調。新年の辞の内容は国内向けのメッセージが目立った。