【シンガポール=吉良幸雄】今季新設された日本ツアーとアジアンツアーの共催大会で、ツアー開幕戦のSMBCシンガポールオープンは1日、午前7時半(日本時間同8時半)からセントーサGC(7398ヤード、パー71)でサスペンデッドとなった最終ラウンドの残りを行い、第2ラウンドで首位に立った宋永漢(24、韓国)が通算12アンダー、272で逃げ切り、日本ツアー初優勝を飾った。優勝賞金は2148万8400円。
宋は競技再開の16番で3.5メートルのパーパットを決め、18番でバーディーを奪った世界ランク1位のジョーダン・スピース(米国)を1打差でかわした。梁津万(中国)が10アンダーの3位。日本勢は小林伸太郎が9アンダーの4位、谷原秀人は8アンダーの6位にとどまった。
前日に競技を終えた川村昌弘が6アンダーの11位、藤本佳則が5アンダーの14位だった。