日本チェーンストア協会が22日発表した1月の全国スーパー売上高は、全店ベースで1兆1227億円だった。既存店ベースでは前年比2.3%増となり3カ月ぶりに前年を上回った。1月中旬以降の気温低下で、鍋物関連の食料品が好調だったことに加え冬物の衣料品の販売も伸びた。
同日記者会見した日本チェーンストア協会の井上淳専務理事は「暖冬の影響で昨年末からブレーキがかかっていた消費が(気温低下で)持ち直しの動きが見えた」と話した。部門別では食料品が3.8%増、衣料品が2.3%増、日用雑貨品や医薬・化粧品などの住関品が0.7%増だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕